花便り
梅雨明けへのカウントダウン1
2018-06-27
もうすぐ梅雨が明けそうな気配がしてきました。
写真一枚目、二枚目。
アジサイの園芸品種「紅(くれない)」もだんだんと紅色が濃くなり、
白い花穂をまっすぐに伸ばしたオカトラノオも満開になりました。
山の中では、ノリウツギが真っ白な花を咲かせています。
6月の雪
2018-06-19
山道で「雪の木」とも云われるユクノキが満開の花を咲かせていました。
とても美しい樹なのですが、
中々、種が手に入らず、安定した生産ができていないのが悩みの種。
二枚目の線香花火を散らしたような姿で咲くのは、ニラの仲間、ノビル。
ノノヒロとも云います。
球根に味噌をつけてそのまま食べても、
切って少し炒めて、味噌を絡めてもおいしいです。
三枚目はホオズキの花。
秋には真っ赤な実がなりますが、花は白くあまり目立ちません。
ナスやトマトの仲間。
花の形もどことなくナスやトマトと似ています。
梅雨のヤマアジサイ
2018-06-14
連日の雨でしたが、本日は晴れ。
とても過ごしやすい天気となりました。
西日本の青色の花のヤマアジサイ(東日本では白花だそうです)が、
いろいろなところで満開になっています。
ヤマアジサイのたくさんある品種の中で、
竹本園では、「深山八重」(写真二枚目)と「七段花」(写真三枚目)、
さらに、写真はありませんが「紅」と「黒姫」の生産をしています。
深山八重はガク花が美しい八重咲きになる青の花。
七段花は幻のヤマアジサイとも云われるちょっと変わった花です。
満開になるまでに、真ん中の両性花がなくなって、その儚さは青い線香花火のようです。
6月の花No.2
2018-06-04
皆様、ホオノキ(朴の木)の一種、アンブレラマグノリアはご存知でしょうか?
その親木が先週から次々と大きな花を開いています。
日本のホオノキは樹高が30mにもなる高木ですが、
こちらは5m〜9m(大きくても12mくらい)で収まってくれるホオノキです。
「アンブレラ」=「傘」の名の通り、
大きな葉っぱが少しぐらいの雨だったら防いでくれます。
二枚目の写真は今日、咲き出したルリトラノオ。
トラノオの仲間で、紫色の花穂がとても涼しげな印象を与えてくれる子です。
最後は白い花を咲かせたイボタノキです。
純白の花は濃い緑の葉に生えて美しく、良い香りもする樹木です。
6月の花
2018-06-04
道沿いに紫色のノアザミがたくさん咲きだしました。
他のアザミが夏から秋に咲くのに対して、
この時期からいち早く咲きだすのがノアザミ。
今、何かと話題なアサギマダラがやってくる花の一つでもあります。
日陰の岩場に張り付くように花をつけているのは、イワガラミ。
ツルアジサイにとてもよく似ていますが、
ガク花の花びらが一枚だけで、それが特徴。
圃場の横では、ハコネウツギが満開になりました。
始めは真っ白の花だけですが、
だんだんと桃色、紅に染まって、非常に華やかなウツギです。